らくだやまから

船島小学校のことを徒然なるままに…

授業名人の先生の授業

9月28日(金)に、授業名人の小野先生に授業を見せていただきました。3年生と4年生の2クラスで2時間、国語の授業を見せていただきました。本校の先生の授業力をあげることを目的として行いました。
3年生では「詩を楽しもう」、4年生では「ごんぎつね(第1場面)」の授業を見せていただきました。初めての子どもたちばかりでしたが、すぐに子どもたちの心をつかみ、授業に引き込み、多くの深い意見が、子どもたちから出されました。その姿に担任も驚いていました。小野先生が「今日はここまでで終わります。」と言うと、子どもから「えっ、もう終わりなの。」という声が上がるほど、子どもたちは引き込まれていました。
授業後、小野先生から授業づくりについて話をしていただきました。本校の先生にとっては、目指したい授業の姿を見せていただけたので、これからの授業力の向上が非常に期待できます。

3年生「詩を楽しもう」の授業の始まりです。

みんな集中しています。

たくさん手が上がっています。

小グループで意見の交換をしています。うまく話し合いが進んでない子のところには、先生が加わります。視線は子どもの視線よりも低い位置までしゃがんでいます。上から見下ろすことはしません。

多くの先生も集中して参観しています。

めあてには「全員発言」が書かれています。全員が発言することができました。

八木重吉氏の「母をおもう」の詩を、学んだことを生かして読んでいます。

4年生の「ごんぎつね」の授業の始まりです。

今日勉強する第1場面を読んでいます。



活発に意見が発表されています。

小グループでの話し合いに加わっています。視線は子どもよりも低いです。

発表したくてたまらない様子の子どもがたくさんいます。

小野先生がどこにいるか分かりますか。子どもの視線よりも低い視線にするために、深くしゃがんでいます。この姿からも子どもを大切にしていることがわかります。

多くの先生が参観しています。

板書の字も力強く、色分けも工夫されていてとてもわかりやすいです。

授業が終わったら、自然に子どもたちが集まっていました。みんな授業が楽しくて仕方なかったようです。

授業後に小野先生から授業作りについて教えていただきました。

みんな集中して聞いています。

また、来ていただいて、教えていただきたいと思います。小野先生、ありがとうございました。